2011年03月11日
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2年めの映画ファンが持つ境地とは何か

Written By: トーノZERO連絡先

「なんかやっと分かったぞ」

「何?」

「映画ファンが2年目に入ると何が起きるのか」

「なんだい」

2年目ということ §

「現在の映画館通いの起点は2009年12月であるが、その時点では通うことは想定外であった。通うことを前提としてTOHOシネマズの会員に申し込んだのが2010年1月で2月に会員カードが来ている。だから、通うのは3月からといえる」

「最初は6本見れば1本ただの文言に釣られただけだけどね」

「当初気にしていたのは本当に6本見るかということだけであった」

「結局、ほとんど毎週1本のペースで年間50本ぐらい見ちゃったね」

「だから、2011年3月が本格的に2年目にあたるわけだ」

「だからここで2年目を話題にするのだね」

今朝のNHK §

「今朝のNHKに、Shall we ダンス?の監督である周防正行と主演で奥さんの草刈民代が出ていて、新作のダンシング・チャップリンが話題になっていた」

「それで?」

「Shall we ダンス?は見たことがあって面白いと思った。しかも、『『Shall weダンス?』アメリカを行く』なんていう本まで読んだことがある」

「そうか」

「それで、この新作も面白そうだなと思った瞬間にパッと視界が開けた」

「えっ?」

2年目にあり得る展開とは §

「つまりさ。この監督、この主演の新作だから見たいという感情はおそらく2年目にして出てくる新しい感情なんだよ」

「そうか。映画はそれほど量産できないから、次の映画はたいてい次の年に来るわけだね」

「実際に振り返ってみると、『わさお』は『RAILWAYS』の監督の新作だから見に行ったわけだしね」

「なるほど。確かに言われて見るとその通りに君は行動しているわけだね」

だから §

「だからさ。2年目には1年目の新鮮な衝撃はないからフェードアウトして見る本数を減らしてもいいかも、という発想は間違いだったわけだ。結局、見たい映画の本数はまるで減っていない」

「わはははは」